皆さんこんにちは!
なごみにゅーす管理人のなごみです。
お盆が過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きますね…。
体調には気を付けてくださいね。
いきなりですが、皆さんは「ミニチュアホース」をご存じでしょうか?
ミニチュアホースは一般的な馬よりずーっと小さい体つきの動物なのですが、“馬の魅力”がぎゅっと凝縮されている存在です。
例えるなら、思わずしゃがみ込んで頬ずりしたくなるキュートさと、四肢のしなやかさを併せ持つ“歩くぬいぐるみ”です。
私は先日実家に帰省した時に、たまたま目にしたYouTubeチャンネルでこのミニチュアホースについて知りました。
ぜひ皆さんにもミニチュアホースについて知ってほしいので、ご紹介させてください。
ペットとして飼うための価格や、ポニーとの違い、実際にミニチュアホースに会える牧場についてなどお伝えしていきます!


・ミニチュアホースについて知りたい、調べたい人
・ミニチュアホースに興味がある人
・ミニチュアホースの価格が知りたい人
・ミニチュアホースとポニーの違いを知りたい人
・ミニチュアホースに会える場所を知りたい人
ミニチュアホースってどんな動物?
ミニチュアホースは、成馬のプロポーション(小顔・長い首・バランスのよい肢)を保ったまま、体高をぐっと抑えた“リアルスケール・ダウン”な馬種と言うことができます。国内施設の解説では体高80cm以下を目安に紹介されることが多く(例:神戸どうぶつ王国の動物解説)、展示やふれあいの人気者です。
では、ミニチュアホースはいかにして生まれたのか?
ミニチュアホースの起源は諸説ありますが、17世紀のヨーロッパのフランスで、ルイ14世の宮廷などで、極小の馬が貴族のペットや子どもの遊び相手として珍重したようです。絵画・記録に小型馬の存在が残り、既存の馬のミニチュア化の系譜を感じられることができます。
また、1840年代にブエノスアイレス近郊のファラベラ家が在来の小型馬や輸入小型種を基に計画繁殖を進め、超小型ながら“馬らしい”体型を保つファラベラ種を確立しました。おそらくは、サラブレッド種などの綺麗な体系を維持しながら馬を小型化する目論見があり、それに成功したということでしょう。
ファラベラ種は、今日でも純血交配のみで守られる“オリジナル・ミニチュア”と位置付けられます。
なお、世界的な品種団体のAMHA(American Miniature Horse Association)では「成馬で34インチ(約86.4cm)以下」と明確に体長の上限を規定しています。ショー出場時の年齢別上限も細かく定められており、“ミニチュア”の線引きは地域や団体で微差があります。日本の現場では80cm基準の案内、国際的には34インチ以下が主流、と押さえておけば、ミニチュアホースへの理解はひとまずOKです。
なお、その性格は個体差があるものの、臆病な性格の個体が多いようです。
恐怖心から人への攻撃がある場合もありますが、ネコや犬のように人に懐く動物ですので、愛情を注げばきちんとコミュニケーションを取ることができます。

ミニチュアホースとポニーは、どう違う?
「ポニー=小さい馬」なら、ミニチュアホースもポニーの一員なのでしょうか…?
この2種、もしかして同じ動物のことを言っているの…?
答えはNoです。ミニチュアホースは“サラブレッドを縮小したような均整”を追求し、観賞・セラピー・ショーで活躍する存在なのに対してポニーはがっしり体型で児童乗馬や作業にも強い。
日本の乗馬解説サイトでも“ミニチュアホースはポニー群内の超小型系統”といった説明が見られますが、詳しく見ていきましょう。
◆ミニチュアホース
・体長はAMHA基準で34インチ以下だが、測る位置はたてがみ最後の毛の付け根。年齢別の上限も細かく規定されている。
・ショー界隈では「A(34インチ以下)」「B(34–38インチ)」の2区分で話が進んでいく。
・体型は均整のとれた馬体、細めの骨量、まっすぐな肢・短い背中・しなやかな首。
・得意分野はインハンド(審美)ショー、グラウンドマナー、軽いドライビング(馬車)、セラピー。なお乗馬は推奨されない。
・口腔のサイズと歯の生え替わりの関係で乳歯遺残や歯根過密、副鼻腔トラブルが比較的多い。長生きしてもらうために定期歯科や体重管理が重要になる。
◆ポニー
・競技や団体の定義で上限148cm(無蹄鉄)/149cm(有蹄鉄)が目安。体型はがっしり・骨太で“働ける小型馬”。
・体型は骨太・胸深・首太め・蹄硬く、粗放に強い(飼料効率が高く、寒冷地にも適応がある)。相対的に筋肉質でパワフル。
・得意分野は児童乗馬・障害/馬場のポニー部門・外乗・作業引きまで幅広。ポニー競技体系が各国で整備されている。
・代謝効率が高く太りやすい。草でも太る。低糖質飼養と運動が健康の鍵。
ちなみに、北イングランドで第一次世界大戦前より、ピットポニーという馬種が鉱山で石炭を運ぶ仕事に従事していました。
一時期(1913年ころ)は鉱山で従事するピットポニーがなんと7万頭にも及んだといいます。ポニーはタフな上に賢く、自立心が強く自分で考えて行動することが得意なのだとか。
一方で、ミニチュアホースはそういった労働には不向きです。しかし、動物介在療法(患者に応じて治療プログラムの中に意図的に動物を取り入れ、様々な身体的・精神的な効能を期待する療法)に用いられることがあります。
強くたくましいポニーと、可愛く癒しの力があるミニチュアホース、という違いが感じられますね。

ミニチュアホースのお値段はいくら?
購入価格の相場感
ミニチュアホースを飼ってみたい!!だけど、お値段って高いの??
そんな疑問を持つ方もいると思います。
国内の販売情報や解説などを見ていくと、30万〜100万円台が価格のボリュームゾーンと言えそうです。かなりばらつきがありますが、お値段はミニチュアホースの血統・月齢・性格・ショー実績・輸入か国内繁殖か、また調教内容によって幅が出ます。
実例として、国内牧場の販売ページでは99万円の仔馬(体高73cm)など100万円前後の提示も。記事系メディアの相場解説は80万円前後を一つの目安にしておりますが、振れ幅があることを覚えておきましょう。

飼育時に最初にかかる費用
もし、ミニチュアホースを飼ってみたい!と思ったら、最初に以下のような費用がかかってくることを把握しましょう。
1. 本体価格(ミニチュアホース購入費)
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30万〜100万円前後
(ペットショップや牧場直販。血統や体格、毛色などによっては100万円超の個体もあり。)
2. 馬小屋・住環境の準備
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馬小屋建設または改造費:10万〜50万円
(DIYで安く済ませるとしても10万円程度は見た方がよい。断熱・換気まで考えて業者依頼で建設するとさらに高額となる。) -
柵・放牧スペース:5万〜20万円
(庭に放せるようにするには、最低限の囲いが必須。)
※当然ですが、ミニチュアホースが動き回れる敷地を所有・賃借していることが前提となります。
3. 基本装備(グッズ類)
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飼い葉桶、給水器 … 1万〜3万円
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ブラシ、蹄ケア道具 … 5千円〜1万円
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馬用ハーネス・リードロープ … 1万〜3万円
4. 輸送費
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数万円〜10万円前後
(購入先から自宅までの距離・方法による。牧場によっては輸送費込みもあり。)
※ハイエースなど乗用車でも輸送できますが、ステッカーで輸送中であることを示すと良いですね。輸送中はミニチュアホースにストレスがかかるので、運転を十分に気を付けること。
5. 健康・検査関連
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初回の健康診断、ワクチン接種 … 1万〜3万円
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避妊・去勢(希望する場合) … 3万〜10万円
去勢・避妊をした場合は、性格が変わることがあります。
また、かかりつけの獣医師さんに加えて、蹄を定期的にケアしてくれる装蹄師さんを見つけることも重要になってきます。
初期費用の合計目安
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最安ライン:60万円前後(安価な個体+DIY小屋)
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標準ライン:80万〜120万円程度
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しっかり環境整備:150万円以上
まとめると上記のようになります。決して安価ではありませんね。
ミニチュアホースを自宅にお迎えしたい方は、飼育に向けて購入計画を金銭的にも立てていきましょう。
維持費のざっくりとした目安
自宅にミニチュアホースをお迎えしたのち、どれくらいの金額が維持費としてかかってくるか、ざっくりではあるのですが表にしてまとめてみました。
自宅飼育の場合
| 項目 | 月額目安 | 年額目安 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 餌代 | 約3,000〜5,000円 | 4万〜6万円 | 牧草、補助飼料など |
| 装蹄(蹄のケア) | 約5,000円(6〜8週に1回) | 3万〜4万円 | ※ミニチュアホースも蹄切りは必須 |
| 獣医・ワクチン・駆虫 | 年間約3万〜5万円 | 3万〜5万円 | 健康診断・ワクチン接種・虫下し |
| 消耗品(敷料・馬具) | 月3,000円〜 | 年3万〜5万円 | 敷きわら、ブラシ、手入れ道具 |
| 光熱費(冷暖房) | 季節により変動 | 年1万〜3万円 | ※特に夏の暑さ対策が必要 |
➡️ 年間合計:約12万〜20万円程度
(大型犬の飼育費と同等〜やや高いくらいの金額)
牧場・乗馬クラブに預託する場合
「預託(よたく)」とは、馬を所有したまま、牧場や乗馬クラブなどの施設に預けて管理してもらうシステムのことです。競走馬の世界では一般的な仕組みですが、ポニーやミニチュアホースでも同様の仕組みが存在します。
| 項目 | 月額目安 | 年額目安 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 預託料 | 3万〜7万円 | 36万〜84万円 | 餌・手入れ・管理込み |
| 装蹄費 | 預託料に含まれることも | – | 外部依頼なら年数万円 |
| 獣医費 | 実費請求 | 年数万円 | 施設経由でまとめて対応 |
➡️ 年間合計:約40万〜90万円程度
(通常の乗馬クラブでのポニー預託に近い水準)
補足(両社比較、リスクや計画)
・自宅飼育:安価だが馬小屋・柵の準備、日々の世話に手間がかかる。
・預託:高額だが世話・健康管理・交友すべてプロ任せで安心。
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高齢化ケア:ミニチュアホースは寿命25〜35年と長めなので、老齢期は医療費がかさむ可能性があります。
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災害対策:自宅飼育では災害時の「避難計画」が必要です。事前に想定しましょう。
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申請事務:飼う前に行政機関に届出や申請が必要になります。事前にお住まいの市町村役場に確認を取りましょう。

ミニチュアホースにはどこで会える?—全国スポット4選
ミニチュアホースを飼うための費用などを上記しましたが、けっこうハードルが高いですね。
ペットとして飼うのは難しいけど、せめてミニチュアホースに会いたい…。
そんなあなたのために、日本全国の中でミニチュアホースに会えるスポットを4か所選びました!
① 富士サファリパーク(静岡)
公式サイトに「アメリカン・ミニチュアホース」専用ページがあります。園内イベント情報も充実。シーズンによってパレードやレース「サファリダービー」が行われることも(開催は時期により変動)。
② 那須どうぶつ王国(栃木)
王国ファームのマップに「ミニチュアホース」表記。ホースコーナーではエサやり体験の案内もあります(当日の実施は公式で要確認)。
③ 神戸どうぶつ王国(兵庫)
公式動物ページにミニチュアホースの解説あり。全天候型で、雨の日でも会いやすいのが嬉しい。
④おひさま牧場(北海道・日高)
ミニチュアホース専門のふれあい牧場。柵越しではなく“直にふれあえる”時間が人気。販売や出張イベント情報も公式からチェック可能。
※個人的に一番気になっており、お勧めでもある場所です。
※営業内容や体験の可否は季節・動物の体調で変わりますので、訪問前には必ず公式情報をご確認ください。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=JEeURZ6QIz4&t=1s
チャンネル名:おひさま牧場 様
↑私もいつか行ってみたいと思っている、おひさま牧場の実際の様子を観ることができる動画です。
ミニチュアホースの赤ちゃんがとても可愛いことが、よく分かりますね。
まとめ
ミニチュアホースは、労働に向いているポニーとはまた異なり、癒しの力を持つ小型の馬です。
飼育には様々なハードルがあるものの、ある意味では大型犬を飼うような感覚で飼育することができる動物でもあります。
飼育することが出来なくても国内で会うことの出来るスポットも存在し、決して手の届かない存在ではありません!
医療の現場でも活躍することがあるので、今後ますます存在感を増していく動物かもしれませんね。





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