みなさんこんにちは!
なごみにゅーす管理人のなごみです。
そろそろ12月になり、ますます寒くなってきますが…モフモフの毛皮に埋もれたい季節がやってきますね!
今日ご紹介するのは…そんなモフモフの赤茶色の毛に、つぶらな瞳。そして木の上をスルスルと移動する愛らしい姿を見せてくれる、レッサーパンダについてご紹介します!
なお今回は、かわいいだけじゃないレッサーパンダの魅力にたっぷり迫るとともに、彼らを取り巻く環境や保護の現状についても解説していきます。
読み終わる頃には、きっとあなたも「レッサーパンダを守りたい」と思うはず!
それではよろしくお願いします。


・レッサーパンダについて知りたい、調べたい人
・様々な動物の実態に興味がある人
レッサーパンダってどんな動物?
まずはレッサーパンダの基本情報から見ていきましょうか。
下記に表にしてまとめてみましたよ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | レッサーパンダ(英名:Red Panda) |
| 学名 | Ailurus fulgens |
| 分類 | レッサーパンダ科(単独科)※パンダとは別のグループです! |
| 大きさ | 体長50~65cm、しっぽ30~50cm |
| 体重 | 約3~6kg(猫くらい) |
| 分布地域 | ネパール東部〜ブータン、中国南部、ミャンマーなど |
| 生息環境 | 標高2,000〜4,000mの高山地帯の森林 |
| 食性 | 主に竹、果実、昆虫、鳥の卵(雑食) |
| 活動時間 | 主に夕方〜夜(薄明薄暮性・夜行性) |
ちょっと意外かもしれませんが、レッサーパンダは実は“本家”とも言えるジャイアントパンダよりも、先に「パンダ」と呼ばれていた動物なんです。
19世紀にヨーロッパに紹介された際、竹を食べる姿が珍しかったため「竹を食べる珍獣=パンダ」と命名されました。
その後、もっと大きな白黒のパンダ(ジャイアントパンダ)が登場し、”レッサー(小さい)”パンダと名付け直されたという背景があります。
(個人的には「劣る」という意味合いを持つレッサーという言葉を付けるのは可哀想に感じちゃいます。)

意外と知られていないレッサーパンダの「性格」と「行動」
レッサーパンダは実はとても繊細
その見た目の可愛らしさとは裏腹に、レッサーパンダはかなり繊細で神経質な一面を持っています。環境の変化や音、においに敏感で、新しい飼育施設に慣れるまで時間がかかることもあるんです。
また、夜行性なので、昼間はのんびり木の上でお昼寝していることも多く、無理に動かそうとするとストレスを感じてしまいます。
単独行動が基本!
レッサーパンダは単独行動を好むタイプ。野生下では単独行動が基本で、縄張り意識強めです。繁殖期以外で複数のレッサーパンダが同じ空間にいると、ピリピリとした空気になることも…!
飼育下でも、複数頭で多頭飼いする場合は慎重な相性確認が必要です。相性が悪いとケンカになることも。
見た目的には一緒にいてほっこりするルックスなのですが、実は「一人が好き」なソロ活動タイプなんですね。
「立ち上がって威嚇」はかわいいだけじゃない!
SNSなどでバズる「レッサーパンダの立ち姿」。両前足をバンザイのように持ち上げて、きょとんとした顔で立ち上がる姿に「かわいすぎる!」と世界中から注目が集まっています。
でも実はこれ、威嚇のポーズなんです。
敵に対して「自分は大きいんだぞ!」と見せるための行動。体を大きく見せて、自衛するための自然な反応なのです。
そしてこの姿は主に、驚いたときや恐怖を感じたときに見られ、野生下でも観察されています。
とはいえ…やっぱりかわいいですよね(笑)。
我々人間にとっては威嚇しているようには見えません!

有名になった「風太くん」も威嚇から!?
2005年、千葉市動物公園のレッサーパンダ「風太くん」が、直立して立ち上がった写真がニュースで話題になり、日本全国で“立つレッサーパンダブーム”が巻き起こりました。
風太くんは、飼育環境の中で音や刺激に反応してよく立ち上がる姿を見せており、それが「人間みたい!」「かわいすぎる!」と注目を浴びたのです。
この一件をきっかけに、世界中でレッサーパンダの「威嚇=かわいい」が広まり、現在ではYouTubeやSNSでもこの姿を目当てに動画を見る人が後を絶ちません。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=MuAadmU_pIU
チャンネル名:動物のニュース FNNプライムオンライン 様
↑社会現象にもなった風太くんも現在何と22歳とのこと!人間に換算すると80歳超えとのことで、これからも長生きしてほしいですね。
でも、気をつけたいポイントも…
「かわいい威嚇姿が見たい!」と思うかもしれませんが、このポーズはレッサーパンダにとって緊張と恐怖のサイン。つまり、ストレスがかかっているということでもあります。
動物園などでこの姿を見かけたときは…
-
大きな声を出さない
-
フラッシュ撮影をしない
-
そっと距離を保つ
といった思いやりがとても大切です。
ルールとモラルを守り、レッサーパンダが安心して過ごせる空間を作っていって彼らに余計な負担を掛けないようにしましょうね。
面白い特徴がいろいろ!レッサーパンダの豆知識
ここからはちょっとした雑学タイムにしましょう。
レッサーパンダの魅力を豆知識的に深掘りします!
シッポは防寒用マフラー!
ヒマラヤの厳しい寒さの中で暮らすレッサーパンダ。眠るときはフワフワのシッポをぐるっと巻いて顔を覆い、まるで“天然マフラー”のようにして体温を守ります。
指が6本あるって知ってた?
これは意外ではないですか?
レッサーパンダの前脚には人間の親指のような「偽の親指」があり、実は6本指構造になっています。この偽親指が、竹をつかむのに大活躍!
(※ジャイアントパンダにも同じような構造があります)
木登り名人!しかも逆さまもOK
レッサーパンダの足の裏には滑り止めの毛が生えており、木登りがとっても得意。
そして下向きで木を降りられる動物は珍しく、これはクマやネコにもないレッサーパンダならではの能力です。
鳴き声は「ヒャッ!」「クゥーン」
意外なことに、レッサーパンダはけっこう声を出します。驚いたときには「ヒャッ」と高い声で鳴き、安心しているときには「クゥーン」と小さく甘えた声を出すことも。
好きな食べ物はリンゴ!
竹が主食とはいえ、飼育下ではリンゴやブドウなどの果物が大好物。動物園ではおやつとしてリンゴをもらうことも多く、「食べる瞬間がかわいすぎる!」と話題になることもしばしば。
夏は“クールポジション”でお昼寝
暑さに弱いレッサーパンダ。夏は日陰の地面や、冷却パネルの上で「ベターッ」と伸びきって寝ることがあります。この姿もまた“萌え”ポイント。

どんどん減っている…レッサーパンダと絶滅危機
ここからは少し真面目なお話をします。
レッサーパンダはIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで絶滅危惧種(EN)に指定されています。
野生の個体数は、2020年代時点で2,500~10,000頭未満と推定されており、年々その数は減少しています。
主な原因は?
-
森林伐採や農地開発による生息地の破壊・分断
-
密猟や違法なペット取引
-
気候変動による食料(竹)の減少
-
野犬や家畜との接触による病気の感染
中でも「森林の分断」は大きな問題です。
かつては広大な森を自由に行き来していたレッサーパンダたちも、今では道路や農地が増えたために行動範囲が制限され、交配相手を探せないという悪循環が起きています。
繁殖が難しくなると、遺伝的な多様性も損なってしまいます。
海外と日本の保護活動
レッサーパンダの、海外と日本の保護活動について触れていきますね。
海外での保護活動
-
Red Panda Network(レッサーパンダネットワーク)
ネパールを拠点に、地域住民と連携した森林保護や監視活動、教育プログラムを展開しています。 -
WWFなどの国際団体も、レッサーパンダの生息地保全に向けた支援を行っています。
日本では…
日本の動物園もレッサーパンダの保護に力を入れています。繁殖プログラムや情報交換が行われており、飼育下での個体数は安定傾向。
特に長野県の茶臼山動物園や埼玉県こども動物自然公園などでは、レッサーパンダの繁殖に成功し、多くの子どもたちに“いのちの大切さ”を伝える教育活動も行われています。

まとめ:レッサーパンダと、これからも一緒に
レッサーパンダはただの「かわいい動物」ではなく、繊細で独自の生態を持ち、地球環境と深くつながった存在と言えます。
私たちができることは、まずそんな彼らの生態を“知る”ことだと考えます。
そして、動物園で彼らの様子を観察して勉強をする。
また保護団体を応援したり、情報を拡散していくなど小さな行動を積み重ねていくことが、レッサーパンダの未来につながります。
威嚇してる姿さえ愛おしい。
そんなレッサーパンダを、これからも一緒に守っていきませんか?




コメント